海士町教育委員会の取り組み

概要
子どもから高齢者までの全世代を対象に、教育、スポーツ、文化活動等を行う場づくり、機会づくりを行っています。
島民が熱狂する「綱引き大会」や「ソフトボール大会」、海士の自然や伝統文化を体験できる「子どもダッシュ村」など、海士らしいワクワクする事業が盛りだくさんです。
学校教育は小さな島だからこそ、保小中高が連携し、海士らしい教育とはなにかを探求しながら関係者の方々と共に教育の充実に取り組んでいます。
1.海士町教育委員会について
海士町は平成19年を「人づくり元年」として、地域の未来を支える「人間力」溢れる人づくりに力を入れて取り組んでいます。
海士町教育委員会は保~高、家庭、地域の連携を通した「人間力」溢れる人づくりを進めています。

2.教育大綱
教育大綱は、平成27年4月1日に改正施行の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第1条の3に基づき、海士町の子育て、教育、学術及び文化・スポーツの振興に関する総合的な施策について、その目標や施策の方針を定めるものです。
基本方針
「認め合う心」「たたえ合う仲間」「高め合う学び」を育みながら、学校・家庭・地域・行政による「島まるごと教育」を進める
- 多様性の中でそれぞれの自分らしさを尊重できる「認め合う心」
- ともに助け合いながら悔しさや達成感を共有できる「たたえ合う仲間」
- 対話や試行錯誤を通して、互いの可能性を引き出す「高め合う学び」
こうした3つの要素を育みながら、学校・家庭・地域・行政がともに手を取り合い、海士町ならではの「まるごと教育」を進めていきましょう。
3.主要な施設、取り組み
①学校教育
保高連携
保高連携とは保育・小学校・中学校・高校が地域と協力しながら教育を行う仕組みです。保育園から高校までの連携した教育推進のため、部会間の連絡・調整、活動への助言等を行っています。また、小・中学校段階では「人間力チェック」を実施・集計し、海士町の子どもたちの現状を把握し、深化・改善の方策を考え、実施しています。
小中学校
町内には、小学校が2校(海士小学校・福井小学校)と中学校が1校(海士中学校)あります。海士ならではの精神・資源である「ないものはない(大切なものはすべてここにある!)」を最大限に活かした魅力ある学びづくりに取り組んでいます。

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親子島留学
「『ないものはない』島で地域とともに挑戦する」というコンセプトのもと、親子そろって1年間の島留学を受け入れています。町のキャッチコピーである『ないものはない』が意味するのは「生きるために必要なものはすべてここにある」ということ。対象となる児童の年齢は、小学校2~5年生です。

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②地域共育
公民館事業
公民館では、自己表現できる機会や学ぶ機会を設け、ともに学び成長することや、地域のつながりを強めていくことを目的に、講座や交流事業などを実施しています。
また、公民館活動の事業として、子どもダッシュ村やあまサマーキャンプといった事業が行われ、主体性や協力する力、ふるさとを大切に思う心を育むとともに世代間交流を図っています。

あまマーレ
あまマーレは、海士町教育委員会が運営するコミュニティスペースです。町のみなさんの「海士町で暮らす楽しみがひろがっていくこと」を目的に、活動しています。
旧第一けいしょう保育園を活用し、コミュニティ施設として2009年にあまマーレが生まれました。2014年からは、施設にスタッフが常駐し、誰もが気軽に立ち寄れる場所になりました。

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隠岐しぜんむら
ご家族・学校・企業・公民館活動・各種団体様などを対象として、隠岐の自然環境を生かした環境教育プログラムを自然体験活動という形で行っています。環境を学ぶだけではなく、隠岐のダイナミックなフィールドの中で家族同士、仲間同士、チーム同士の絆や連携を深めていただくことを意識した内容にもなっています。

お山の教室
「島を遊びこむ お山の教室」は、晴れの日はもちろん雨や雪の日も自然の中で過ごす『森のようちえん』スタイルの保育を展開しています。自然と人と地域を通じて「生きる力」の土台を育むことを理念のもと、島まるごとをフィールドとし、島ならではの山・海・田んぼなど多彩な自然は、幼児にとって遊び場であり貴重な学びの場と考えています。
2014年春、保護者や地域からの要望が高まり、NPO隠岐しぜんむらが運営主体となり開校しました。 2018年に認可外保育施設となり「多くの子どもたちに自然体験の機会を!」をミッションに、プレーパークも開催しています。
海士町体育協会
海士町体育協会は平成7年4月に発足し、これまでさまざまなスポーツ分野において指導者やプレーヤーの皆さまに支えられながら、地域の社会体育の充実を目指して活動を続けてきました。
近年は、自主的な運営を大切にしながら各種大会の開催・運営にも取り組むなど、主体的な活動を進めています。また、「大人の島留学」制度により若い世代の参加も増え活動の幅も少しずつ広がってきています

③伝承郷育
文化・文化財の保護(村上家資料館、後鳥羽院資料館)
海士町教育委員会では、地域に受け継がれてきた歴史や文化を大切に守り、次の世代へ伝えていくための取り組みを行っています。
国や県、町が指定する文化財について、状態の確認や修理、記録保存などを行い、貴重な文化資源が失われないよう保護しており、後鳥羽院資料館、村上家資料館、民具間の管理、支援、運営も行っています。

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ジオパーク
隠岐ジオパーク推進機構と連携し、

海士町文化観光推進協議会
海士町文化観光推進協議会は、海士町の文化や歴史を生かした観光のあり方を考えながら、海士町の魅力を発信していくことを目的として設立された協議会です。
構成員には、海士町や海士町教育委員会をはじめとして、地域の企業や団体なども参加しており、地域が連携しながら文化観光の取り組みを進めています。
文化継承
島前神楽や民謡キンニャモニャをはじめ、島の文化の後継者育成を様々なイベントや行事を通して実践しながら育成しています。
また、

地域の資料集、海士町史
海士町史は、海士町の歴史や文化、暮らしの変化をまとめた郷土史です。島の成り立ちから人々の生活、産業、文化財まで幅広く記録されており、地域の歩みを知るための資料となっています。
海士町史は郷土史家の田邑二枝によって編さんされ、先史時代から昭和中頃までの歴史がまとめられました。その後、明治以降の出来事や地域の暮らしを整理した続編として、2021年に海士町史近現代編が刊行されています。

④図書館
「島まるごと図書館構想」の拠点として2010年に海士町中央図書館が開館しました。窓から見える田んぼを眺めながら、コーヒーや読書を楽しむことができる滞在・交流型図書館として島内外のみなさまをお迎えしています。
「図書館のない島」というハンディキャップを逆に活かし、島の学校を中心に、地区公民館や港など人が集まる既存の施設に本を置き、分館と位置付けました。それらをネットワーク化することで島全体を一つの図書館とする「島まるごと図書館」が始まり、本のある暮らしが広がっています

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島丸ごと図書館構想ページへ
⑤海士町学校給食共同調理場
昭和57年4月から始まった海士町の学校給食。海士中学校に隣接された海士町学校給食共同調理場から、出来立ての給食を町内の小中学校に届けています。

海士町学校給食共同調理場noteへ
記事:海士町の自然、食材、仲間。すべてがチームとなって届ける学校給食(海士町公式 note)へ
4.年間の主な事業(行事)
04月 入学式、始業式、全隠岐陸上大会、隠岐島綱引き大会
06月 海士町ソフトボール大会
07月 1学期終業式、あまサマーキャンプ
08月 2学期始業式、二十歳のつどい
09月 島前陸上大会
10月 島前小中学校音楽祭、ちびっこ相撲大会
11月 全隠岐駅伝大会、産業文化祭
12月 2学期終業式
01月 3学期始業式
02月 子ども議会
03月 卒業式、修了式、離任式
5.文化財
海士町には、国指定天然記念物のクロキヅタをはじめ、








