こじょうゆみそ

概要
海士町で代々受け継がれてきたこじょうゆみそ。
800年続く“こじょうゆみそ”は後鳥羽上皇も愛食したと言われている、海士町の家庭ではあたり前の伝統調味料です。
小麦、大豆、米、塩といった醤油とほぼ同じ材料を使用し、通常ならすり潰してしまう大豆や小麦の食感をそのまま残した発酵食品です。味は醤油と味噌の中間になります。こじょうゆみその素である糀に各家庭で塩やみりん、酒などの調味料を入れ、2週間程度毎日混ぜて完成するのですが、家庭によってこの材料が異なるため、各家庭の味があるのも特徴です。
島内には醤油蔵がなく、本土からの輸送が難しかった時代は、醤油の代わりに使用されていた海士町ならではの伝統的な調味料です。今も、独特の食感と旨味や甘み、豊潤な香りを備えた万能調味料として広く親しまれています。
こじょうゆみその食べ方
焼き魚、焼きイカ、炒め物など幅広く使われています。こじょうゆみそを塗った焼きおにぎりやシンプルにきゅうりにつけて食べるのもおすすめです。

そのほかにも麻婆豆腐やチャーハンなど、実は中華料理にもよく合います。チーズとも相性抜群で島内ではごはんの上にこじょうゆ、カレー、チーズを乗せ、トースターで焼き目をつけて、“焼きカレー“として食べる人もいます。牛スジ煮込みや豚汁など、煮込み料理の隠し味にもおすすめです。
また、こじょうゆみそと“こしょ(とうがらし)“、島で獲れたさざえと旬の野菜を炒めた「こしょみそ」も海士町の各家庭でよく食べられています。

島のばっばたちで構成された“こじょうゆ組合”が作るこの味噌は、海士町内2か所、JAグリーンストア・島じゃ常識商店でお買い求めいただけます。(数量に限りがございます。)
こじょうゆみその大元である「こじょうゆ糀(はな)」も時期によって店頭に並びます。糀に調味料を混ぜるだけで簡単にこじょうゆみそが作れます。ぜひ各家庭の味を作ってみてください!