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お知らせ

【挑戦×交流】海士町・医療法人社団オレンジ・株式会社風と土と、持続可能な地域医療体制の構築に向け 連携協定を締結

更新日:2026年11月6日

島根県隠岐郡海士町(町長:大江和彦)と医療法人社団オレンジ(理事長:紅谷浩之)と株式会社風と土と(代表取締役:阿部裕志)は、医療人材確保の困難化等により生じる地域医療の課題に対応し、持続可能な地域医療体制を構築することを目的とし、「持続可能な地域医療体制の構築に関する包括連携協定」を令和8年11月4日に締結しました。

本協定は、地域と医療を分断しない地域医療の実現に取り組む医療法人社団オレンジと、教育の島としての特色ある地域づくりを推進する海士町、そして離島医療会議を運営し、海士町をフィールドに企業研修を展開している株式会社風と土とが連携し、持続可能な地域医療体制の構築を目指すものです。

三者は、医師の派遣や医療関係者の人材交流等を通じて、これからの地域医療の在り方をともに探求するとともに、研修プログラムの企画・運営等を通じて、医師が地域の豊かさと出会いながら地域医療を学ぶ機会を創出し、地域医療の新たなモデルの構築と発信に取り組みます。


連携の主な内容

本協定に基づき、以下の分野で連携・協力を行います。

 

  • 持続可能な地域医療づくりに関すること
    • 持続可能な地域医療に向けた研修プログラムの企画・実施
    • 「離島医療会議」や「医学生との交流事業」
    • 「離島医療ネットワーク」の構築に関する助言、情報発信を含む連携協力
  • 医師確保に関すること
    • 医療関係者相互の情報交換や人材交流
    • 海士診療所への医師の定期的な派遣
  • その他、持続可能な地域医療体制の構築に資する取組に関すること

各団体のコメント

  • 海士町長 大江和彦
    この度は連携協定にあたり、紅谷様、藤岡様にはわざわざ海士町までお越しいただき、本当にありがとうございました。日本を守るのは離島だと思っておりますが、守ると言っても、やはり医療が充実していないと人が住み続けることができません。我々も医療という分野で、今後離島からどんな発信ができるか、この連携を通して、新しいものが生まれるんだというワクワク感を感じているところであります。
  • 医療法人社団オレンジ 理事長 紅谷浩之
    医療・福祉は大事な役割を担っているインフラですが、医療がしっかりしていたら人は幸せに生きられるかというとそんなことはない。そこには人の暮らしがあります。まちづくり、地域づくり、暮らしづくり、そして人生づくりのような土台に戻っていきたい気持ちがあります。たくさんの人を惹きつけて、パワーのあるこの町とご一緒できることが、とても楽しみです。
  • 医療法人社団オレンジ ほっちのロッヂ 共同代表 藤岡聡子
    私は医療者ではありませんが、医療現場に立つものとして思うのは、必ず訪れる死というものを、医療者でないという理由だけで、自分たちのものではないと言ってはいけないと思っています。
    私たちは自分の手に何を取り戻さなくてはならないのか。あるいは私たちは何に目を背けてきたのか。そういうことをもう一度、この離島の地、そして私たちのような地方・地域の場所が一緒になって行うことが、日本を改めて立ち上がらせてくれると思っています。
    私たちの知見で少しでもご一緒できるということであれば、大切な一瞬一瞬を一緒に作らせていただきたいと思います。
  • 株式会社風と土と 代表取締役 阿部裕志
    2018年から海士町の医療に関わらせていただき、どういう形がいいのか模索しながら離島医療会議を立ち上げてここまでやってきました。今の医療を維持するという目先のことだけでなく、もっと先を見た時にどうしていくべきかという議論が、皆様とご一緒することで前に進むことを確信しています。
    海士町で19年間やってきた私たちが、私たちなりの知見でお役に立てることがあればと思っています。

協定概要

  • 協定名称:持続可能な地域医療体制の構築に関する包括連携協定
  • 締結日 :令和8年11月4日
  • 締結自治体・法人:島根県隠岐郡海士町、医療法人社団オレンジ、株式会社風と土と
  • 有効期間:1年間(以降、合意により更新)

団体概要

  • 海士町
    島根県隠岐諸島の中ノ島に位置する人口約2,200人の離島自治体です。「ないものはない」を合言葉に、地域資源を生かした地域づくりや人材育成に取り組んでいます。教育魅力化の取組をはじめ、地域とともに学び合う環境づくりを推進し、持続可能な地域社会の実現を目指しています。
  • 医療法人社団オレンジ
    「人の暮らしをBe happy!に」をテーマに、2011年より国内3県で在宅医療を起点とし、衣食住を含んだ事業活動を行っています。在宅医療クリニックを4つ展開、オレンジグループとして、医療的ケア児のための通い場(福井、長野)、チェアクラフト工房(石川)、パーソナルトレーニングチーム(福井、長野)みんなの保健室(福井2拠点)、カフェ事業(福井2拠点)、特別養護老人ホーム(福井)を運営しています。長野県軽井沢町等の自治体との連携に対し、医学生を含む医療学生・若手医師等を対象とした独自の研修プログラムの企画・運営を通じて、これからの地域医療を担う人材の育成に取り組んでいます。
  • 株式会社風と土と
    「風の人(よそ者)と土の人(地元)が共に風土をつくる」という想いを社名に込め海士町を拠点に活動する会社です。100社以上が参加するリーダーシップ研修「SHIMA-NAGASHI」を行う人材育成事業を中心に、出版社「海士の風」を運営する出版事業、「離島医療会議」など島の課題を解決する地域づくり事業を行っています。

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