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お知らせ

【交流×団結】海士町長がブータンを訪問

更新日:2026年10月16日

― 日本・ブータン国交樹立40周年を機に、教育と若者を軸とした交流をさらに深化 ―

島根県海士町の大江和彦町長は、令和8年(2026年)10月7日(水)から11日(日)にかけて、ブータン王国を訪問しました。

今回の訪問は、日本とブータンの国交樹立40周年に合わせ、これまで教育と地域づくりを通じて培ってきた交流を、今後の持続的な連携につなげることを目的としています。

訪問期間中は、教育関係者やチュカ県関係者との交流に加え、10月9日(金)の記念シンポジウムで、若者と教育の力を生かした海士町のまちづくりを紹介しました。

1.訪問の背景と目的

海士町とブータンとの交流は、2016年に隠岐島前高等学校の生徒がブータンを訪問したことを契機に始まりました。その後、国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業「地域活性化に向けた教育魅力化」などを通じ、教員・高校生・行政官の受入れや人的交流を重ねてきました。

両地域では、生徒が地域の人々と関わりながら課題を見つけ、解決に取り組む「地域課題解決型学習(PBL)」を通じて、教育と地域づくりについて学び合っています。今回の訪問では、これまでの協力の成果を確認し、政府・地方行政・教育現場との関係を深めるとともに、次世代の交流と協働の可能性を探ります。

2.ブータン国教育・技術開発省 イェザン・デ・タパ大臣との面談

面談日:令和8年(2026年)10月7日(水) 15時30分〜16時30分(現地時間)

面談で大江町長は、2016年以来の教育・地域づくりを通じた交流への感謝を伝え、若者の力と地域課題解決型学習を生かした海士町のまちづくりを紹介しました。また、自然や文化、人と人とのつながりを大切にする両地域の共通点に触れ、今後も互いに学び合い、交流を深めたいとの思いを述べました。
 教育大臣からは、これまでの教育交流への感謝とともに、若者の力を育む海士町の取組への関心が示され、双方の経験に学びながら次世代の交流と協力を深めていくことへの期待が述べられました。また海士町におけるブータン人教員の長期受け入れなど、今後の人的交流の具体的なアイデアについても意見交換が行われました。

右が教育大臣、右から4番目が海士町大江町長

3.チュカ県 テンジン・チョペル知事との面談

日時 令和8年(2026年)10月8日(木)10時30分~11時30分(現地時間)

大江町長は、2019年以降、隠岐島前高校の生徒が訪問しているチュカ県を訪問し、県知事と面談を行いました。海士町とチュカ県は、2024年9月に交流協定書を取り交わし、双方の高校生の交流や地域課題解決型学習を通じた学び合いを行ってきました。また自治体連携派遣制度を通じて海士町からチュカ県の学校にボランティア(JICA海外協力隊)を派遣し、ブータンにおける地域課題解決型学習の現場定着を支援してきました。

大江町長からは、長年の高校生の交流を支援いただいたことへの感謝と共に、引き続き、若者の育成や学び合いを通じた地域づくりを進めていくことを提案しました。

チュカ県知事からも、これまでの交流に対しての感謝と共に、チュカ県としても高校生同士の交流や学び合い、海士町からチュカ県に派遣されるボランティアの活動を継続的に支援していくことが述べられました。

右から2番目:チュカ県知事 中央:海士町大江町長

4. 国交樹立40周年記念シンポジウムでの発信

日時:令和8年(2026年)10月9日(金)15時~18時(現地時間)
会場:Center for Bhutan Studies(ティンプー)
講演題目:「『ないものはない』から始めるまちづくり:若者と教育が切り拓く、これからの共創」

大江町長は、島にある自然・文化・人のつながりを生かす「ないものはない」の考え方と、若者の挑戦を地域で支える取組、隠岐島前高等学校の地域課題解決型学習を紹介しました。あわせて、両地域の若者が文化継承などの共通の問いを持ち、地域での調査、オンラインでの対話、小さな実践へとつなげる学び合いを提案しました。

右から3番目が海士町大江町長

5. 日本・ブータン外交関係樹立40周年記念行事への参加

ブータン国の首都ティンプーの中心部で行われた行事に参加し、キンニャモニャ踊りをブータンの高校生と共に披露しました。

中央 海士町大江町長

6.その他の訪問先

ブータン国の将来を担う人材を育成している王立高等学校を訪問し、隠岐島前高校に短期留学した高校生と面談しました。

右から5番目が大江町長 左から4番目の女性が隠岐島前高校に短期留学歴があるタンディンさん

ブータン国王陛下が進める新たなまちづくり計画「ゲレフ・マインドフルネスシティ」について観光政策局長のラブセル・ドルジ氏(2023年に研修員として海士町訪問歴あり)から説明を受けました。

右から4番目の説明者がラブセルドルジ氏 左列奥から2番目が海士町大江町長

7.主な訪問日程

日付

主な内容

10月6日(火)

海士町

10月7日(水)

ブータン到着
ロイヤルアカデミー訪問、教育大臣表敬訪問等

10月8日(木)

チュカ県知事との面談、チュカセントラル高校訪問

10月9日(金)

ゲレフ・マインドフルネスシティに関する意見交換、
国交樹立40周年記念シンポジウム

10月10日(土)

40周年記念イベントへの参加、

キンニャモニャ披露・交流活動のパネル展示等

40周年記念レセプション出席

10月11日(日)

ブータン出発

10月12日(月)

海士町帰着

8.今後の展望

海士町は、今回の訪問を通じて、教育と若者交流を軸とするブータンとの協力関係をさらに深めていきます。また今後は短期間のプログラムだけではなく、生徒や教員の相互受け入れなどを長期間(1年以上)行う機会を増やし、交流を更に深化させることで、双方の国や地域に生まれる価値を最大化していきたいと考えています。



お問い合わせ

海士町役場 郷づくり特命担当 河添靖宏

電話:08514-2-2265 メール:kawazoe-yasuhiro@town.ama.shimane.jp