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『少年よ立て。』 第40回立春式が開催されました

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2月19日(土)、隠岐開発総合センターの島民ホールにて、第40回立春式が行われました。

 

この立春式は、人生の節目として14歳(=昔の元服にあたる歳)になった少年を対象に、町を挙げて行っている恒例行事です。

 

「自覚・立志・健康」をテーマに、少年の前途を祝福し、それぞれの夢の実現にむけて希望をもって進んでいってもらうよう応援するためのものです。

 

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今年度、立春式を迎えたのは、海士中学校の2年生20名です。

式典では山内道雄町長から、

 

「時代を担う、海士町の財産である皆さんのことを誇らしく思う。これから様々な交流を通じて島の外の世界のことも学び、そうやって身につけた経験や知識を、ぜひ海士のまちづくりに活かしていただきたい」

 

との言葉が贈られました。

 

生徒を代表して「誓いの言葉」を述べたのは、宇野翼くんです。


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その後は、5人の生徒らによる「少年の主張」の発表が行われました。

 

 

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浮田萌絵さん(写真上)は、介護福祉士になりたいという夢を発表。

従来は知らない人との会話が苦手でしたが、職場体験学習でお年寄りの食事の介護という仕事を体験したときに、 「勇気を出して笑顔で自己紹介をしたことで、夢に向かって一歩踏み出せて、自信がついた」 というエピソードを紹介し、これからも努力していくことを宣言しました。

 


島根佑典くん(写真下)の発表テーマは、『祖父から学ぶ』。
漁師として毅然とした生き方を貫く祖父に憧れ、

「祖父のように自分を律する心や責任感を身につけたい。強い人になりたい」

との決意表明をしました。

 

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戸鳴亜美さんは(写真下)は、『働くということ』と題し、

「自分に向いている仕事はまだ分からないけど、働きたい!という強い気持ちがある。自分の力で生活していけるようになりたい」

と、自立に向けた思いを語りました。

 


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濱板大悟くん(写真下)は、

「大きな声で話し堂々とする。そして、嫌なことや苦手なことから逃げない!」

と、この立春式を機に2つの目標を掲げました。

 


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5人目は、「患者さんを笑顔にできる医者になりたい」と笑顔で語った磯谷千華さん。

 

「そのために、学力だけでなくコミュニケーション能力を高める。そしていつか海士に帰ってきて、医者として多くの人を助け、生きる希望や勇気を与えたい!」

 

「小さい頃からいつも味方をしてくれた祖母への恩返しとして、自分が医者になって祖母を看取りたい」

 

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隠岐國学習センター長である豊田庄吾さんからは、激励の言葉が贈られました。

海士町の良さ、自分の力を認識し、自分に自信をもつこと。(自覚)
世のため人のため地域のために何かしたい、という意志をもつこと。(立志)
そして、今の自分の健康な心身について、これまで世話してくれた両親や地域の人々へ感
謝の言葉を伝えて下さい!というメッセージが贈られました。

 


「先人たちが必死で渡そうとしているバトンを、落とさないように。
 ちゃんと受け取って、次の世代へ伝えてください」
 
(豊田さん)

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立春式の最後に、列席した保護者や来賓の方々に対して生徒一同から
「これからもこの20名で頑張っていきたい」
という感謝の言葉と、歌『この地球のどこかで』が贈られました。

 

 


その後は、町在住の陶芸家、勇木史記氏に指導していただいて、記念の陶板作りです。 それぞれの夢や思いを、しっかりと陶板に刻み込みました。

 


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これは山内町長作の陶板です。海士町政の経営指針が刻まれました!
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このたび晴れて立春式を迎えられた中学生の皆さん、そしてその保護者の皆さん、本当におめでとうございました。

 

それぞれの夢へと向かう道がますます光り輝くことを、お祈りいたします。

 

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