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第20回キンニャモニャ祭り、盛大に開催!

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平成27年8月22日(土)、海士町最大のイベントである真夏の祭典の第20回記念大会が、菱浦港周辺にて盛大に開催されました。

 

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この祭りは、隠岐國商工会を中心とした実行委員会(田仲壽夫委員長)が毎年8月第4土曜に開催している海士のシンボル的な催しで、平成8(1996)年の開始以来、来場者は年々増加。メイン企画であるキンニャモニャ・パレードには島外からの参加者も多く、踊り子は毎回千人を超えます。今年のパレードには県内外の31団体1,092人が約1時間、二重の輪になって笑顔で踊り切りました。

 

 

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前日はあいにくの悪天候で、予定されていたスカイランタンの打ち上げが中止になったものの、舟小屋広場での前夜祭には大勢のお客様が来場。プロのトランペット奏者・熱田修二さんの演奏や、地元民によるブラスバンド、フラダンス、隠岐民謡など多彩なパフォーマンスが続き、雨にも負けない盛り上がりを見せました。

 

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祭り当日も天候が心配されましたが、蓋を開けてみれば嘘のような快晴!日本民謡界の大御所であり、海士を熱烈に応援してくださる小沢千月さん直筆の文字が加わった『キンニャモニャ像』の除幕式も無事行われました。

 

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そして午後1時、キンニャモニャ祭りがスタート。地元小学生による隠岐民謡と、勇壮な「かわず太鼓」がオープニングを飾り、続いて恒例のクジ入り餅投げ大会。そして開会式では第20回大会を記念して、これまで祭りの振興・普及に功績があった7名・団体へ感謝状が贈られました。

 

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芸能ステージでは、毎年おなじみの東京キンニャモニャ連のお楽しみ民謡ショーのほか、東京・浅草の民謡酒場「追分」をはじめとした特別ゲストが多数登場しました。

 

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午後6時からはいよいよ、生唄と生演奏をバックに踊り続けるキンニャモニャ・パレードです。これまでの課題だった進行の遅さを解消するため、今年は踊りの輪を二重にし、向かい合わせにすれ違うやり方に変更。他チームのメンバーと挨拶を交わしたり表情を見ることができ、パレードをより楽しむことができたようです。

 

なお今回は、島根県ケーブルテレビ協議会の協力により、海士町初のパレード生中継番組(町内限定)が放送されました。
※中継については後半に記述

 

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 そろたそろたよ キンニャモニャ
 若い衆がそろた
 稲の出穂より キンニャモニャ
 まだそろた キクラゲチャカポン
 持って来いよ~

 

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 海士の港に キンニャモニャ
 唄声すれば
 老いも若きも キンニャモニャ
 踊りだす キクラゲチャカポン
 持って来いよ~

 

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 世にも珍し キンニャモニャ
 唄えや踊れ
 苦労忘れて キンニャモニャ
 酔うほどに キクラゲチャカポン
 持って来いよ~

 

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 とどけとどけよ キンニャモニャ
 末までとどけ
 末は鶴亀 キンニャモニャ
 五葉の松 キクラゲチャカポン
 持って来いよ~

 

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キンニャモニャ・パレードのコンテストでは、けいしょう保育園が元気はつらつ賞、男性陣の白塗りメイクで観る人の度肝を抜いた中里諏訪チンドン道中がユーモア賞、キンニャモニャを海士に広めた松太郎じいさんと女装版キヨが率いる北分区が和気あいあい賞、京都造形芸術大学と法政大学の学生らによる海士町交流大学生チームが島根県賞、そして栄えあるキンニャモニャ賞は、綺麗にそろった踊りが目を引いた西区が受賞しました!

 

 

 

 

祭りの締めくくりは今年も、菱浦湾内の至近距離で打ち上げる大迫力の花火大会。総打ち上げ数2,900発、今年はナイアガラ(火の粉が滝のように見える仕掛け花火)や尺玉(直径30cmの10号玉。到達高度330m、花火直径320m)の大輪4発も炸裂し、地響きがリズミカルに轟く湾内スターマイン(速射連発花火)80発には大歓声と拍手喝采が巻き起こりました。

 

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《パレード、初の町内生中継!》
~現場の興奮をすべての町民へ~


 

第20回を記念し、海士町として初めて、町営の地元ケーブルテレビ「あまコミュニティチャンネル」でキンニャモニャ・パレードの様子が生中継(※町内限定)されました。これは県内14局でつくる島根県ケーブルテレビ協議会の協力により実現したもので、海士町の既存設備を補う専用機器や雲南市からやってきた中継車も含め、総勢21名の撮影スタッフが県内各地から海士町へ結集。中継用の固定3台と録画用2台、計5台のカメラでパレードを多面的に撮影するとともに、町内の各家庭や福祉施設などにリアルタイムで中継番組を配信しました。

 

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海士町保健福祉センター「ひまわり」や特別養護老人ホーム「諏訪苑」、高齢者住宅「福来の里」といった町内の各福祉施設では、入居者の皆さんが生中継のスタートを心待ちにテレビの前に集まって、身を乗り出すようにして画面に釘づけになる姿が見られ、「面白い。ぜひ来年も中継してほしい」との声もあがりました。

 

また、「大変だから会場へは行けないけど家で観られてよかった、参加している気分で嬉しかった!」 (いつも家にいる90歳の女性)、「店を空けられないので毎年パレードに出られないけど、 今年は中継のおかげでリアルタイムで楽しめた。働いている人にとっては良かったと思う。 ありがとう」(店員さん)といったご意見も寄せられています。

 

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(↑)「福来の里」にて、パレード生中継を楽しむ皆さん

 


協議会チームのリーダーとして来島した石見ケーブルビジョン(浜田市)の山根勇作常務取締役は、「ケーブルテレビはそもそも情報弱者のためのもの。事情があって会場へ行けない人も一緒に楽しめたらそれは最高の仕事です。今回の一番の感動は、町の人みんなのワクワクが強烈に伝わってきたこと。海士町が大好きになりました!」とコメント。その他スタッフからも「楽しい!海士最高!」と絶賛の声が多く、海士自慢の暑い&熱い祭りを体験してすっかり海士ファンになっていただけたようです。

 

なお、生中継番組は町内のみの放送でしたが、本土の各ケーブルテレビ局でも録画映像を使ったキンニャモニャ特集番組が9~10月中に放送される予定です。

 


 

 

運営スタッフや屋台の皆さん、今年もお疲れさまでした。参加者の皆さん、来島していただいた大勢の皆さん、本当にありがとうございました。
また来年も元気いっぱいにしゃもじを打ち鳴らし、一緒にキンニャモニャの輪を作りましょう!

 

 

キンニャモニャ祭りに関するお問い合わせ

隠岐國商工会 【℡】08514-2-0376

 

 

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